河合昭典が教える本日の注目news~4月19日~
河合昭典が教える本日の注目news~4月19日~
こんにちは。河合昭典が教える本日の注目newsはこちらのふたつ。
タイで拘束、投資詐欺の山辺節子被告に懲役7年
架空の投資話で現金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた熊本県益城ましき町出身の山辺節子被告(63)の判決が19日、熊本地裁であった。
溝国禎久裁判官は、「集めた金をぜいたくな生活に惜しみなく使った。利欲的、常習的で悪質な犯行」として懲役7年(求刑・懲役10年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、山辺被告は2014?15年、東京や熊本など全国の男女12人に、「元本を保証し、配当金を支払う」などと企業へのつなぎ融資名目で架空の投資話を持ちかけ、計約1億7700万円をだまし取った。
溝国裁判官は「ぜいたくな生活や遊興を出資者に見せつけて欲望をあおり、被害を拡大させた」と指摘。「破綻を先延ばしにするためにうそを次々と考えて自転車操業を続けており、厳しい非難は免れない」と述べた。
事件では、熊本県警が昨年1月、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で逮捕状を取り、国際手配。タイ国家警察が交際相手のタイ人男性といた山辺被告を見つけ、身柄を拘束した。
操作ミス?黒塗りしたはずなのに… 市が個人情報をHP掲載
兵庫県三田市は19日、2016年3月から今年4月にかけて、市のホームページ(HP)上で計40件の個人情報が見える状態になっていたと発表した。被害は確認されていないという。
3月27日に市行政不服審査会の答申書をHPに掲載したところ、匿名のメールで指摘があり発覚した。
市によると、答申書の個人情報は1人分。職員が文書ソフト「ワード」の蛍光ペン機能で、非公開にすべき名前などを黒塗りにして公開した。画面上は黒塗りになっているが、閲覧者がコピーして他の文書に貼り付けると、黒塗りが外れるようになっていたという。
議会事務局でも同様の操作をすれば、黒塗りされている陳情や請願をした個人・法人の住所計10件が見えるようになっていた。
市は今後、蛍光ペン機能を使わず、非公開情報を黒丸で置き換えるように徹底するという。
また、市消防本部では、防災訓練の関係者29人の名前と電話番号がHPで公開されていたことも判明した。